ワインから少し脱線しますが、これもイタリアならではの食文化の一つということで、
湿度の高い冬の寒さの中、トリュフ犬の慰労会に参加してきました。
10月中旬より始まった白トリュフ狩り、そして黒トリュフ狩り。
今年もアルバの白トリュフ見本市には世界各国より多くのお客様が訪れ、2011年も不況を忘れさせられるような賑わいでした。
先日も、ソフトボールサイズの黒トリュフが、日本に買われていったと地元では大盛り上がりでした。
その影で、白トリュフ狩りをさせたのが、このワンコたち!!
鼻が非常に利く、このラゴット(犬種)はきのこ狩りをメインに仕事としているのですが、現在ではトリュフが世界中から注目されているので、トリュフ犬として大活躍しています。
豚がトリュフを探す!って聞いたことがあるのですが・・・なんて話してみると、
「豚がトリュフを見つけると食べてしまうだろうし、飼い主の言うことを利くわけがない!これは賢く、鼻の利くラゴット犬仕事!!」と一言で返されてしまいました。
日が昇る前の早朝より、飼い主と雑木林や森の中を歩き回り、白トリュフの香りを嗅ぎとると、飼い主に知らせ、飼い主が、杖でゆっくり掘り出し、また探し歩くこと4時間を3ヶ月続けるそうです。
今回の慰労会では、ロエロの有名シェフが、なんとトリュフ犬たちに
なんと黒トリュフの食事まで用意されました
食事が運ばれた瞬間、トリュフの匂いにオドオドするワンコたち。
しかもレッドシートの上での食事にまたびっくり!!
トリュフを見つけても食べたらいけないと教育をされている犬たちは飼い主の顔色お伺いながら、キレイにお皿を舐めて満足気でした。
トリュフ犬、お疲れ様でした!!
来年もまたこの地域を賑わせてください!